監督という以上、せめて工事の指導監督が業務範囲にある二級建築士の資格はもっていてほしいもの。一級であれば申し分ありませんが、現実には、なんの資格ももっていない現場監督がたくざんいるのです。
もちろん優秀な現場監督もいますが、実務経験や知識が少ない若い工務課員では、現場の職人には立ち打ちできません。資格もなく、経験も少ないこうした現場監督の現場での職人への接し方は、ふたつに分かれるようです。
必要以上に偉そうにするか、まったくなにもいわないかのどちらかのタイプです。また、いくつかの現場を掛けもちしていることが多いので、毎日現場に顔を出すわけではありません。
極端な場合には、現場監督とは名ばかりで、まるきり現場に現れないこともあります。現場には滅多に姿を見せず、職人ともコミュニケーションがとれず、そして、ひとたびトラブルが起きると前ページの監督のように逃げ回ったり、あるいは職人に責任を転嫁してしまうのです。
こんなことでは、「現場監督がいるから安心」してなどいられません。
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