梅雨時は、必然的に木材の含水率が上がってしまいます。そのため、O社ではできるだけ含水率を落とすように、上棟後に柱や梁を乾かす期間をとっていたわけです。さらに、棟梁が適時、建築現場間程度かかるのです。Eさん宅の基礎は、養生期間を含めて2週間以上の日程を取っていることから理想的といえるわけです。
木材の強度を左右する含水率を見回って、木材の状態を観察しているのです。含水率が高いと、柱や梁が乾燥しそてから反ってしまったり、割れてしまったりして、欠陥の原因にもなります。こうした欠陥を防ぐためにも、季節や天候に応じた「養生」が、必要となるのです。こうした「養生」や、作業の進め方は、長年建築を行ってきた本物の「職人」だからこそできる仕事で、現場経験の少ない若手の職人には、できないことです。
Eさん宅を受けもつO社は、「よい住宅をつくる」という、プロとして当然の責務を全うしているといえるでしょう。一見、工程の遅れと感じる「養生期間」。安心できる住宅を建てるために必要な、れっきとした仕事の手順なのです。
現場監督がいるから安心。ハウスメーカーの選定もほぼ決まってきたBさんは、偶然、通勤電車の中で「家を建てるときは、管理は別にしたほうがよい」と小耳にはさみました。
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