品質は工期で決まらない

住宅の性能(品質)を、工期だけで判断することはできません。工期の長短は家の性能と無関係木造住宅に限らず、住宅のいちばん重要な基礎工程を説明すると、造成した土地を削って「割栗石」を敷き、さらにその上から転圧を掛けて、地面を強固な状態にします。

その次に「捨てコンクリート」を打って、地面を水平にし、基礎の鉄筋を組んでいきます。鉄筋を組み終わった後、基礎コンクリートを流し込むための仮枠を設置して、実際にコンクリートを流し込みます。この作業の後、コンクリート強度(基礎強度)を決定する「養生」(工事箇所の保護)が必要となるのです。

設計通りのコンクリート強度を得るためには、気温と仮枠を外す時期がとても大切です。通常、コンクリートを施工する(流す)のに適した気温は、以下とされています。また、仮枠を外す時期は、コンクリートを流し込んだ後、最低でも一週間後でなければ、十分な強度にすることはできません。

したがって、よい住宅づくりの基礎工程には、2週また、上棟からなかなか先に進まないことですが、施工時がちょうど梅雨時期で、湿度も高い状態です。家を建てるときの目安となる住宅金融公庫の基準では、木材(柱や梁など)に含まれる含水率は25%以下となっていますが、一般には、15%未満がよいとされています。

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