このままでは、子どもの夏休み中に新居への引っ越しを予定していたのも遅れるのではないかと、梅雨空を見上げながら気が気ではないEさんです。くやしいけれど、お隣りの工事現場は雨の日も、風の日も作業を中止することなく、予定より早く工事が完了してしまいそうな状況です。
あまりの差に、最近では世間体も気になりだしました。棟梁大工の頭、職人の束ね役、腕のよい、年輩の職人が務めます。「棟むね」「梁はり」ともに在来工法では重要な役割を果たす構造材が名前の由来になっているのは興味深いところです。
よい建物をつくる施工業者ほど、比較的長い工期を必要とします。通常、一軒の木造住宅を建築する際にかかる工期は、だいたい3~4ヵ月。一概に良し悪しをいうことはできませんが、大手のメーカー住宅などでは2ヵ月程度の工期で、住宅の引き渡しが行われているのも事実です。
Eさんの場合は、1995年に発生した阪神・淡路大地震のとき、受けた被害がもっとも少なく、安心して住める住宅を供給しているO社ならばと、契約を行いました。実際の工事が始まったとたん、偶然にも隣りの家の新築工事もスタートし、工期の進展具合に大きな差をつけられてしまったことが、O社に対する不信感の原因でした。
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先日賃貸の誇大広告というものの存在を知った。気をつけないといけないね。