工事中の建物の所有権はどうでしょうか。登記前の建物は、家ではないとみなされ、所有権自体がないとされています。ただし、引き渡し前に事故や火災があった場合は、業者に管理責任があるというのが一般的な解釈です。
そして、鍵が引き渡されて、引き渡し書に押印した時点で、その責任は施主に移るとされています。建て売り住宅の売買契約では、図面との違いが立証できる場合、債務飼現場が休んでいるのは手抜き工事”神戸市三宮に分譲地を購入したEさんは、地元でも有名なO社と住宅の請負い契約を結びました。
EさんがO社を選んだのは、阪神・淡路大地震のときに、O社の建てた住宅が、ひとつも被害を受けなかったと聞いたからです。住まい手として、安心して住宅の建築をまかせられると、判断したのでした。ところが、いざ建築工事が始まると、基礎工事だけで2週間以上もかかります。
上棟式を行った後には、なかなか職人が工事を進めようとせず、毎日現場に来ては、柱や基礎の周辺を軽く見回すだけで帰ってしまいます。たまたま同時期に新築工事の始まった隣りの家では、すでに断熱材や建具工期が短いことが決してよいことではないと、わかっていても、ついほかの家と比べてしまうことがあります。